トゥインゴ卒業です

 まさか、こんな日が、こんなときに来るとは、思っていなかったのですが。
 1999年5月23日、この日に始まったトゥインゴとの生活が、もうすぐ終わります。
 事故で失った初代そらまめ号、16Vエンジンの良さを思い知らされたイニシャル銀まめ号、そして、こだわってこだわった「そらまめ号」。実は、初代そらまめ号に乗っている頃から、この、現そらまめ号が憧れだったのでした。

 この内装に憧れたのでした。そして、この色。アニスグリーンは素晴らしい色でした。でも、このライブパステルという明るいグリーンは、個人的に、最もトゥインゴらしい色。そして、その色のトゥインゴに乗ったことは、このうえない幸せだったのでした。

 トゥインゴという車は、15年も作られて、その時代、年ごとに、色も違えば仕様も違う。一人の人間が、移ろい変わる時代を生き続けて来たように、トゥインゴも、その時代を生きてきました。僕にとっては、OHVのトゥインゴに試乗してトゥインゴの良さを実感し購入を決めて、OHCとイージーの近代的な走りにトゥインゴらしさを見いだし、やはり、最後は、よく走り快適なトゥインゴを象徴する、16Vマニュアルのそらまめ号に、最高のトゥインゴを感じていました。

 この車に、ずっと乗り続けると思って疑わなかったのですが。ひょんなことから、トゥインゴとの生活が、終わることになりました。不思議と、後悔はないんです。というか、最後に、最高のトゥインゴに乗ったという満足感があって、これまでのトゥインゴとの生活を総括するには十分な1年と7か月でした。そして、これから、トゥインゴとの生活を終わっても、きっと満足できるはずの車が、やってきます。それはといいますと、・・・


 こんなオチは、用意していませんので、ご安心ください。

 こんな内装の車に、ずっと乗りたいと思っていましたが、今回はかなわないにしても、全く問題がないのです。

 で、ヒントは、かつてカーグラフィックTVに紹介された車そのものだったりするのです。