秋田最後の紅葉を求めて


 今年、秋田の晴れは、今日が最後なのか。と思わせるような天気予報、かつ紅葉はピーク。で、ほんとは紅葉真っ盛りのところに見に行けば良かったのですが、今週出張で行った八森から真瀬渓谷を抜けて、白神山地は二ツ森まで、ドライブしてみたのでした。

 まずは、ぶなっこランドでトイレ休憩。このときはよく分っていませんでしたが、向こうに見える山をこれから登ります。

 ぐんぐん標高は上がり、ガードレールのない林道は、実は、かなりのちびりものでした。落ちるかもしれないし、道路だって、端に寄れば崩壊するかも知れませんし・・・。

 でも素晴らしい景色が続く訳で。

 植林がなければ違う景色かも知れませんが、植林がなければこの道もないはずで。

 いよいよ、世界遺産白神山地に入ります。

 標高が上がり、山の向こうに日本海が見えるという。絶景かな。

 これがブナの木ですか?どれも、根元が曲がって生えていました。

 ほんとは、途中で引き返そうと思ったのですが、やはりどうしても、最後まで行ってみたいと思いまして、ついに、青秋林道の終点、スーパー林道の夢のあとに到達したのでした。標高約、920m。

 まだ日は高いのですが、気温7度。それでも、約11キロの林道を走りましたの図です。

 登山道すぐに展望台がありました。そこから見えたのは、なんと、岩木山!!

 帰り道に太陽が頑張りまして、ここはと思った景色は、どうも行きにも撮ったような写真だったのでした。

 光と陰と。

 紅葉かと言われれば、もう終わりに近いです。

 道中、こうした渓流に癒されました。

 秋の空。

 一瞬の煌めき。

 三十釜にも立ち寄りました。

 


 じつは、お昼ご飯を食べる時間を惜しんで紅葉を見に行ったのでしたが、帰り道、あたりをつけていたドライブインは4時まで営業。おいしいお刺身をいただいて、ちょうど日暮れの時間。遠く、男鹿半島がくっきり見えたのでした。

 こんなに素敵に夕陽が見えても、あしたは雨予報の秋田でした。