福禄寿酒造訪問記
先週末は、土日とも、蔵開きにお邪魔してきました。土曜日は、天寿と出羽の富士。日曜日は、福禄寿酒造へ。まずは、福禄寿酒造について。建物もお酒も、すばらしいものでした。
じつは、前日の蔵探訪で疲れてしまい、出遅れた福禄寿酒造。電車やバスで行っては間に合わないので、エスパスで訪問。もちろん、僕は飲めませんので、妻に全てを託し・・・
きっと、もう終わりの方で、空いていたのでしょう。ベテランの蔵人さんに、つきっきりで、酒蔵内をご案内いただいたのでした。
柱にたくさん空いた穴は、虫食いではなく、ろうそくの台を刺していた穴とは知らず。今となっては、年に1回、この日だけ登場するという燭台でした。
確かに、酒蔵には、神が宿ります。左の機械は、濾過器とのこと。
このタンクは、昭和33年製。使える設備は大切に使っているのがよく分りました。
だいたい、この蔵の歴史のあること。
ここは、合掌造りです。
お湯を沸かす蒸気を逃がす部分は、まるで北欧の教会の天井のようでした。
この機械で濾過するそうですが、酒粕が板状である理由を、この機械を見て初めて知りました。
この福禄寿酒造を訪問して、すっかり、虜になってしまいました。出遅れたせいで、この日販売された全てのお酒を購入することはできなかったのですが、来年はきちんと早起きして電車に乗って行くという目標ができたのでした。