会津行きの顛末


 さて、日曜日は思いつきで会津若松に行ってしまったのですが、その始まりは、木曜日の夜からでした。とある会合に出席して、夕方から飲み始めて、写真のラーメン屋さんでの3次会を終えたのが深夜1時過ぎ。そんな時間まで食べ続けていましたので、寝たのは4時近く。ここから昼夜逆転が始まったのでした。

 でも、この深夜のおろしラーメンは、ヘルシーで、お酒の分解を助ける気がして、とても美味しかったのでした。

 それでも4時間寝て、朝ご飯もしっかり食べた金曜日は、営業であちこち走り回り、目まぐるしく変わる天気の中、写真のような峠を越えたりと忙しくしました。

 そして、その夜も、3次会まで。送別会だったので仕方なく始まった2日目でしたが、最後はバーでカルバドスを飲んで、幸せになって帰った1時半。結局寝たのは4時。
 目が覚めたら土曜日の午後だった訳ですが、ここで、会津若松の酒屋さんで、飛露喜を限定販売するというツイートを見て、今なら行けるかもしれないと思いお店に電話したら、早朝から行列ができるので朝8時には並んでいないと買えないかもしれないと言う情報を得たのでした。そこで、少し仮眠して、深夜2時に秋田を出発(本当は1時半に出ようとして、雪からエスパスを掘り起こすのに30分かかったのでした)。距離にして425kmくらいでしたので、4時間ちょっとで着くかなと思っていたのですが、甘かった。深夜の秋田は完全凍結。高速道路は北上までは圧雪&降雪。東北道に入ってようやく回復運転と思ったら、古川〜大衡ICが事故で通行止め。国道に降りて、雪の街を走り抜け、再び東北道に戻れば風は強いけど、走行面に雪はない。郡山から磐越道に入ると、再び圧雪路でしたが、6時半、会津若松に到着。エスパスの本領発揮でした。

 お店の駐車場に入ると、ちょうど一番客がやってきたところ。余裕で間に合いました。

 お店の前は凄い雪。整理券をいただいたら、しばらく除雪のために駐車場を空けて欲しいとのことでしたので、のんびり市内を徘徊(?)。

 眺めの良い住宅街から、雪の会津若松を一望。春を思わせるような日射しと、冷たい空気が気持ちよかった。

 目的の飛露喜と、お店の方と相談して選んだ2本、それに会津の酒のあてとして最高の、にしんの山椒漬けを宝物のように持ち帰ったのでした。

 帰り道は、来た道と同じか、山形経由で帰ろうと思ったのですが、東北道郡山と福島間が事故で通行止めになっていたので、新潟回りで帰ることに。そう、事故が起きても不思議ではないようなコンディションでした。トータル800km超を走って、ガソリンは73L使用。タンクには83L入りますので、まだ100kmは走れた計算になります。一瞬でしたが、エスパスが秋田に来てからの平均燃費が9.7L/100kmを指しました。

 実は金曜日から妻は東京に行っていたので、誰も僕を止められなかったのも、こうした旅のきかっけとなっていたのでした。そして、妻が東京から持ち帰ったのは、秋田の若手杜氏が作るNEXT FIVEのワンカップ3種。新政だけは直前に売り切れと言う人気。まさに、すばらしい週末だったのでした。
 夜ご飯はお鍋に鱈やだだみを入れて、もちろん山椒漬けも食べてと、幸せになって、バタンキューでした。