トリコロールデイに行ってきました


 待ちに待ったトリコロールデイ。 去年春のトリコロールデイは大雨の中でも、ぎゅっと凝縮された感じのイベントでした。今回は参加台数が大幅に増えるという前情報もあり、どんな風になるのかとても楽しみ。前日のルノー久留米で元気を取り戻して、しかもA2-nontaさんと一緒に出発。今日は特別な予感です。

 さっそく、特別な一コマ。会場への行きがてら、サービスエリアでマシン交換!!初めてのアウディ・ドライブ、しかも希少なA2です!!

 乗り込むとまず、Aピラーが太い。というか、Aピラーからルーフ、ハッチにかけて、アーチのように頑丈な骨格が形成されていて、これはかなりの安心感です。走り出すと、エンジンが静か。スピードを上げると空気抵抗の小さいボディーが風を切り裂くような音が聞こえますが、けっして耳障りに感じるレベルではなく、しかもエンジンの音はいつまでも遠く静か。軽いボディはどんどん加速して、安定していて、段差は意外とふわりといなし、ステアリングを軽い力で進行方向に向けてさえいれば、快適にどこまでも走って行くようなクルマでした。これは、エスパスよりも、コンスタントにスピードを出せてしまいます。凄いぞA2。
 それにしても、前を走るエスパスがどんどん離れていきます。エスパスを客観的に見る機会なんてない訳ですが、ミラーに映る姿に迫力なく、後ろ姿はどんな国産ミニバンとも違う、不思議な感じでした。A2-nontaさんの感想は、大きい、全てが遠い(内装、音、視界)、スピードがどんどん上がる、etc…とのことで、こちらもご満足いただけたようです。 

 会場について、さっそく目についたのがこの並び。ラグナもトゥインゴも先代ルーテシアも、大好きなクルマばかり。真ん中のトゥインゴは長崎でよく見かけるので、オーナーさんを待ってみましたが会う事ができす、残念でした。

 まだ会場をひと回りする前に、お腹が空いていたので、ルノー久留米さんのブースで宮崎牛のバーベキューをご馳走になりました。前日、初めてお店にお邪魔したばかりなのに、いきなりこんな高待遇。バーベキューはとても美味しかったです。しかもお店の皆様とお話しするのはとても楽しくて、時間がいくらあっても足りないです。ありがとうございました。

 お腹を満たして、ふと気付いたら、A2がこんなことに。ボンネットって、取り外すタイプなんですね。日常点検はグリルの部分を開ければできるようになっていて、エンジンそのものは簡単にボンネットを外して点検。ボンネットもアルミでできていて、軽かったです。

 さあ、会場めぐりです。イプシロン。きれいな色、すてきな内装。トゥインゴとは対極的な印象です。

 アルファロメオのRZ。SZ大好きなのですが、RZも良いです。スピダーとはまったく違う存在感。一度でいいから運転してみたい。

 去年も気になったシトロエン。帰りの九州道でもお見かけしました。良いですねえ、この感じ。
 その後ろのR27、最高にかっこいい。

 東京からわざわざお見えになったと言う夢野忠則さんが乗って来た、ルノーの広報車。この色、マニュアルの組み合わせが、実はかなり気になっています。地味なまじめな実用的なセカンドカーとして、うってつけではないかと。
 それにしても、今回一番驚いたのは、ルーテシアのスポールがやたら多いこと。売れてますね、かっこいいですね。

 そしてやっぱり気になる、R27。赤も良い!!

 トリコロールカラーの3台。緑に囲まれた会場。ふだん見るクルマも、滅多に見ないクルマも、その表情が大きく変わる気がします。
 それにしても、500が小さすぎて、パンダはずっと遠くにいるはずなのに、遠近感の掴み難い写真です。

 ぴっかぴかの新車、フィアット・ドブロです。初めて見ました。それもそのはず、オーナー氏によれば、この形は日本にまだ1台ではないかと。
 とても気さくにお話をさせていただき、シートに座り、あちこち触らせて貰いました。

 とても可愛らしくしつらえてあります。素敵です。

 エンジンは何と、1.3Lのディーゼル。これで十分走ってくれるとのこと。このところ、各社ともエンジンのダウンサイジングに必死のようですが、これがディーゼルとなるとさらに説得力が増すように感じるのは私の思い込みでしょうか。エンジン音も聞かせていただき、排ガスの匂いも嗅がせていただいて(いや、無臭でした。凄い!)、本当にありがとうございました。

 そして、次なる突撃は、R26Rです。ブラボー!!
 オーナー氏によると、わざわざベルギーから取り寄せたと言う最高のクルマ。シートにも座らせていただいたのですが、その印象は、固い、の一言に尽きます。でも、このクルマにそんなことを言って何の意味があるのでしょう。最高の走りが得られれば、文句なんて言わないでしょう。ううん、羨ましい。

 きれいな406クーペ2台。赤い方は、なんと左ハンドルのマニュアル。良いですねえ。

 会場の一番奥の方には、またまた濃ゆい空間が。
 ここで、タイムアップ、ビンゴ大会に突入。ですが、残念ながら商品を得られず。でも、ここで、メガニストのakoさんと驚きの再会。
 今回は、東京から2台参加(1台は夢野さん)と聞いていたのですが、まさかakoさんが来られていたとは。無事、帰り着きましたでしょうか。また、FBMでお会いできると良いですね。

 阿蘇の夏はもう終わりでしょうか。会場は涼しくて、日差しも弱く、過ごし易い1日でした。ローでファンの回らないエスパスですが、エアコンオフなら何の問題もありません。窓を開けて、サンルーフを開け放って、気持ちのいいドライブを楽しむことができました。
 エスパスの認知度が低かったのがちょっと寂しかったのですが、初代ラグナのバカラにお乗りのルノー歴17年という女性から、かっこいいクルマですね、ってお褒めいただいたのが嬉しかったです〜。ラグナやアバンタイムのことなど色々お話しできたのですが、今回のトリコロールデイは、こうして色んな方とのんびりお話しできたのが良かったです。
 トリコロールデイ、2年目にしてこんな凄いことになって、主催のけんじさん、そして関係者の皆様、ありがとうございます。存分に楽しみました。また来年も、よろしくお願いしま〜す。