直島は楽しい島
今年のお盆は、岡山に帰省しました。東京から妹夫婦もやってくるので、お墓参りして、お酒飲んで、のんびりしようという訳です。が、せっかく岡山まで行くのですから、今まで行ったことのないところに行きたい。
ということで、向かったのは、実家からこんなに近いところにあるとは思わなかった、直島です。何年も前から、妻に、行きたいと言われていたのに。
宇野線に乗って20分、宇野港からフェリーに乗って20分。
宇高フェリーなど、船の往来がすごい。島と島の間を、沢山の船が行き交います。
そして、やってきました直島。聞いていたとおり、草間 彌生さんのカボチャが、港に着く僕らを待ち受けていました。
港から町営バスに乗り、なんだかよく分らないまま、街の中心である農協前バス停で降りました。インフォメーションセンターでチケットを購入。家プロジェクトの散策開始です。で、家プロジェクトって何?
で、いきなり民宿ののぼり。おやじの海って、なんだか心を鷲掴みです。
このあと気付くんですけど、この島は島全体がアート。そして、そこにお住まいの方々も、この島を訪れる観光客に向けて、門構えや表札(屋号)、そしてのれんなど、様々なアプローチで、アートを提供しています。もう、歩くことが楽しくてなりません。
これが、家プロジェクトのひとつ。もとは歯医者さんの建物が、まるごとアートに。その奇抜さ、奇想天外については、見てのお楽しみ。
ちょっとしたところにも、遊び心が。
あの自転車は、見せるため。それとも、普段使い。いずれにしても、絵になるなあ。
ここは、静寂と暗闇の家プロジェクト。 真夏の空の下から、何も見えない漆黒の闇の中へ。でも、その先には、ちょと面白いことが。
このあと、地中美術館に行って、モネの睡蓮を堪能したのでした。何回か出入りしましたが、素晴らしい空間の中での、すばらしい作品、建物そのものが作品のような美術館の中で、時間を忘れてしまいました。
そして、この島に来た本当の目的。草間 彌生さんの黄色いカボチャをとくと鑑賞し、この島を後にしたのでした。また来なきゃ!