岡山の実家


 父が亡くなって、相続の手続きが進み、岡山の山奥に農地や山林を所有することになりそうです(価値はないですが)。両親は岡山の出身ですが、僕は岡山に住んだことがありません。ですが、相続に関しては、長男家系のため、仕方ありません。そして、これからは、否応無しに岡山のことを考えながら行かざるを得ないようです。

 年末、父の墓参りをしたところ、うっすらと雪が積もっていました。こんな季節に、父の実家を訪れたのは初めてかも知れません。

 お墓からは、暮れ行く西日がきれいに見えました。山に囲まれているので、幾分日の入りが早いようです。父は毎日、この夕陽を見て一日を終える。行くにはとても不便なところだけど、良いところじゃないか、と思ってしまいました。

 今年の長崎の牡蠣は、美味しいですよ。年末、岡山に行く前に直売所で購入した時は、朝一番だったから購入できたものの、あとは予約でいっぱい。他県が不漁のため、県外から買い付けに来る業者もいるとのことでした。1月にもう一度購入した時は、予約して行ったのですが、その時は量は余裕があるようでした。そして、年末よりもさらに粒が大きく、寒さが続いていたので、最高の美味しさでした。
 ただ、10日ほど前に腸に来る風邪を引いてしまい、薬のせいで一時的に肝機能も低下したようで、生ものとお酒は控えています。この冬の牡蠣は、もう終わりかなあ。