新型トゥインゴ発見

 この2週間、なぜか2回にわたり東京出張。いろいろイベントがあったのですが、このあいだの日曜日に、ようやく行ってきました。そう、CARBOXさんです。
 「新型トゥインゴ」が入庫していて、黒色のディナミークが横浜に、そらまめ号と同じ色のエクスプレッションが愛知のお店にそれぞれ展示されています。そして、この2台が、この週末、横浜赤レンガ倉庫で開催される「French-French in 横浜フランス月間2008」に展示されるのです。いやはや、2色並ぶところを見てみたいのですが、僕は残念ながら見に行けないのです。

 それはともかく、一足早く、現物を見て来たのでした。最寄り駅までのお迎えは、シトロエンC4ピカソ。実は、走るシトロエンに初めて乗ったのですが、あたりがソフトで良かったなあ。エスパスとまではいかなくても、でっかいフロントウインドウは気持ち良いものでした。のんびり高速をクルーズするにもいいなあ。



 さて、顔の印象はいかがですか?スポーティー仕様だけあって、かなり迫力ありますね。でも、存在感としては、旧モデルの方があるような気が。新型は、いかにも最近の“ルノーの”小型車といった感じです。

 エンジンです。そらまめ号と同じです。しかも、このディナミークは5MTですので、エンジンルームにはかなりのゆとりが。



 リアの印象は、これまた旧型とは全く違いますが、見ているといかにもトゥインゴらしい凝った造形をしています。

 車内は、一気にモダンになりました。そのうえ、センターメーター、垂直に近いオーディオなど、全体的な印象はトゥインゴそのまま。フロントウインドウが少し遠くになり、その分ダッシュボードの奥行きも感じ、ヘッドルームにゆとりが出ました。天井が高く感じます。その恩恵はリアシートにも表れ、そらまめ号はリアに僕が座ると頭が天井に触れますが、新型はその心配がありません。新型ほど、サンルーフを装着したらさぞ気持ち良く感じることでしょう。



 左右別々にスライドできるリアシートは便利ですね。実は、トノカバーの奥行きは新型の方が短いようです。新型はハッチが少し前方に寝ていますので、その分、リアのヘッドレストとリアウインドウとの距離が短くなったと感じます。




 サイドは伸びやかなデザインです。ドアミラー、Bピラーは同じようなプラスチックの素材で出来ています。とくにBピラーは、旧型では傷つき易いところだったので、新型のプラスチック化は歓迎。ただこれは、車全体のデザインとも関係して来るのでしょうけど。

 ともかく、新型トゥインゴ、新しい小型車をお探しの方には、大きさ、広さ、デザインとも、安心してお勧めできる車だと思いました。たしかに、旧型のもつトゥインゴらしさは薄れましたが、大人4人がゆったりと座れて、取り回しが良くてキュートであるという点では、見事に進歩したと言っても過言ではないでしょう。
 正規販売にはきっとない、左ハンドルの2台、気になる方はお早めに。