エスパスの診断結果


 さて、ルノー・サービスサテライト(秋田日産ラ・カージュ店)にエスパスを1週間預けたところ、電動パーキングブレーキ・ユニットのコンピューターに異常が見られる、という結果となりました。
 手動のスイッチに異常は見られず、レバーを一度引くとパーキングブレーキが作動、長めに2回目を引くと増し締め、引きながらランプが点く部分を押し込むと、リリース。この一連の動作は、ちゃんとします。しかし、エンジンを切って、ドアを閉めて一定時間が経つと、スイッチのランプが消えるのですが(正常動作)、この瞬間、コンピューターが増し締めするよう判断し、増し締めしたと分らずモーターが回り続ける(カチカチ鳴る)というものでした。日産では、スイッチのコネクター、燃料タンク上部分のコネクターも点検し、異常なし。カチカチ鳴っていても、ドアを開ければ鳴り止むこと(運転席のみ)、エンジン停止後、パーキングブレーキをリリースしてからドアロックしたらカチカチ鳴らないことを確認。教えてもらったことを、自分の言葉で言うと、スタンバイ状態では正常動作するのですが、スリープになるとサイドブレーキだけが誤作動するが、そもそもサイドブレーキをかけていなければ問題は生じない、という状態。
 結局、対策としてはユニットをASSY交換することしか考えられず、ルノジャポでは品番検索に引っかからなかったそうですが、グランセニックだと部品代だけで15万以上するらしいので、すぐに対応しきれない問題だなあと、諦めモード。とりあえず、極力平らなところに停めて、駐車中はギアを入れて、サイドブレーキを作動させない、ということになります。平地ばかりの秋田にいる間は、このままかもしれません(必要な時だけ、サイドブレーキをかければいいという感じです)。
 でも、やっぱり納得いかないなあ。ことのきっかけは、急な登り坂で、サイドブレーキが作動しきる前に、フットブレーキを緩めたために、ちょこっと後ろに下がってしまい、サイドブレーキの異常を示す警告が出されたことと思うので、この異常を感知した情報を、コンピューターから削除できればなあ(リセットボタンが欲しい)と思うのですが、どうなのでしょう。
 →ということで、日産に聞いてみたところ、故障の履歴を削除しても、また出てしまうとのこと。そうなると、プログラムのリセットってないのでしょうか。エスパスは、乗るととても重厚で、穏やかで、どこまでも走りたくなるのに、こんな些細なことでびくびくするなんて、なんか凄くもったいない感じです。

 話変わって、フランクフルトで発表されたトゥインゴのフェイスリフト。このRSの、なんとも美味しそうなこと。メルセデスと車台を共通する次のトゥインゴより、こちらのトゥインゴの方を買っておくべきではないでしょうか。